※ 2026年11月中旬 〜 2026年11月下旬 発送予定
50年にわたりジャンルを越え続けて輝きを放つ、日本の音楽史に刻まれる名曲の数々。
創作と人生、その「正体」を語る。「作詞家」だけでは語りきれない、50年の創作人生
1976年のプロデビュー以降、アイドル歌謡やアニメソングで数々のヒット曲を生み、90年代以降は布袋寅泰、hide、氷室京介らロック・アーティストとの仕事を通して、さらに独自の詞世界を切り拓きました。さらに詩集の刊行、ポエトリー・リーディング、演劇、ブロードウェイ・ミュージカルの訳詞、そしてオリジナル・ミュージカルの創作へ。ひとつのジャンルに留まることなく、新しい「言葉の居場所」を探し続けてきた歩みを、本書では少年時代から現在まで本人の言葉を通じてたどります。
■時代を彩った表現者たちとの出会いと共闘
大阪で過ごした幼少期、東京への転居、漫画や文学への没頭、ジャックスとの衝撃的な出会い、高校時代のバンド「南無」、四人囃子のメンバーとの交流。作詞家として歩み始めた後には、高橋幸宏、布袋寅泰、氷室京介、hide、矢沢永吉をはじめ、多くのアーティストとの出会いがありました。なぜあの歌詞は生まれたのか。アーティストと作詞家はどのように言葉を探していくのか。ヒット曲の舞台裏だけでなく、レジェンドアーティストとの知られざる多数のエピソードや友情、葛藤、挫折、創作への執念までを明かします。
■アイドル、アニメ、ロック、詩、そしてミュージカルへ
1990年代からは詩人としての活動を本格化し、実験的なポエトリー・リーディングにも挑戦。2000年代以降は舞台・ミュージカルへと活動領域を広げ、劇団☆新感線作品をはじめ、『CHICAGO』『Kinky Boots』『チャーリーとチョコレート工場』、韓国ミュージカル『フランケンシュタイン』などで作詞・訳詞を担当。『SONG WRITERS』などオリジナル・ミュージカルの創作にも取り組んできました。本書は一人のヒットメーカーの回想録であると同時に、「言葉を書くとは何か」「作詞家とは何者なのか」を問い続ける創作論でもあります。
■代表曲25曲を自ら読み解くセルフライナーノーツを掲載
約3000曲の作品群から選んだ25曲について、森雪之丞自身が誕生の背景や言葉に込めた意図を語るセルフライナーノーツを収録。「Zokkon 命(LOVE)」「悲しみよこんにちは」「CHA-LA HEAD-CHA-LA」「POISON」「ダイヤモンド・ダスト」「葛飾ラプソディー」「限界突破×サバイバー」「真実」など、時代を越えて歌い継がれる作品を通して、その作詞術と“言葉の正体”に迫ります。